あまりにもアウトプットしろと言われるので
『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑 著、サンクチュアリ出版、2018)を読んだので、いよいよアウトプットしないといけないかなというラインにたどり着き、ブログを始めた。
自己啓発しっぱなし
まずは最近読んだ本の一部を紹介しよう。簡単な内容紹介も添えるが、本当にそれ以上のことは書いていないので読まなくていいと思う。
『一流の頭脳』(アンダース・ハンセン 著、御舩由美子 訳、サンマーク出版、2018)
継続的な有酸素運動をしなさい。
『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』(ベンジャミン・ハーディ 著、丸山さとみ 訳、サンマーク出版、2020)
「意志力」によって頑張ろうとすると、その意志力を働かせるのにそうとうリソースを割いてしまうので、頑張らざるを得ない状況に身を置くのが一番よい。例えば達成できるギリギリの締め切りを上司に伝えたり、ついやってしまうゲームアプリは消去するなど。
『読んだら忘れない読書術』(樺沢紫苑 著、サンマーク出版、2015)
読んだらアウトプットせよ(今回読んだ本とほぼ同じ内容だった)
自分でも驚くほどサンマーク出版の本を読んでいた。電車内広告のサンマーク出版の書籍は絶対読まないと思っているのに、悔しい。自己啓発本を鼻で笑うような人間だったのに、藁にも縋る思いで手に取っていた。人の心はかくも弱い。
めちゃめちゃ何かを為そうとしている。自己啓発しようとしている。学びを深め、すべてを我が物にし、圧倒的成長をしようとしている。しかし、大体こういう本を読んでいるうちに、自己啓発オーラに疲れて、読了するころにはそこに書いてあるメソッドを実行する気力がなくなっている(『フルパワー』は特に疲れた)。だから運動はしていないし、本を読んでもまともなアウトプットはしていない。
インプットが好き
圧倒的インプット型の人間の私は、お稽古事が好きである。今は毎週のクラリネットのレッスンが生きがいの一つになっている。前にはコントラバスのレッスンにも行っていたし、たまにN予備校でガロア理論の講義も見ている。自習するのがしんどいから英会話教室も行こうかな、などと考えている。
お稽古は楽しいし、お金を払えば教えてもらえる。興味のあることをより深く知るのも、自分の中にたまっていく感じも好きだ。
読書は、量は少ないが、人並み程度に好きである。仕事柄もあり、最近真面目に読みだした。友達と「この本が面白かった」と話す機会があると楽しい(これは本書によるとアウトプットである)。
上記に挙げたような書籍を頑張って読んでいたこともあるが、結局仕事っぽい本よりも文芸が楽しいので、最近は本当に読みたい本から読んでいる。
たまに思いついたように勉強もする。今は統計をやろうとしているが、ものすごく難しくてあきらめ気味である。
本書でアウトプットを決めたわけではないけれど
本書はアウトプットすることのきっかけにはなったが、読んだからブログを書いているわけではなく、どちらかというと書きたいから読んだ。hontoでちょっと割引になってたし。
あとは友達がブログ書き始めたり、仕事で会社のnote運用チームに入ったり、転職を強く意識したりして、今一度何かやらないといけないと思い始めた。生き急いでいるのに、一度入れた知識を使わずに「うわー成長できてなーい」って凹むのは、生き急ぎ方が足りない、とも。
かつてのように、己の圧倒的成長と悟りのみによって救われていきたい。ギャガーにもなりたい。
やろうとしたことはある
レッスンのメモをまとめたい、ちゃんと読書感想文書きたい、などの感情はずっとあった。実際、レッスンメモブログはコロナ自粛中に開設したのだが、うまく言語化するのが難しすぎて2記事でやめた。まとまった文章を書くことにも的確に表現することにも不慣れで面倒になった。
じゃあ何をするのか
多くを求めるのはいったんやめて、とりあえずできることから始める。本書には具体的なアウトプットの手段がいくつか提案されていたので、実践したことをまとめる。
いいノートとペンを買う
ノートはこちら。
この中の1/2イヤーノートA5を買った。エディターの端くれなので…という気持ちと、日付の書き方のオシャレさがよくて買った。また、程よい薄さとカバーの色(ネイビー)と方眼が気に入っている。
ペンは、本書で紹介されていたスラリの0.5。
ノートにつけるためのペンホルダーも買ったのだが、サイズが合わず使えなそうである。
ノートは一冊にまとめよ、とのことだったので、読後すぐの読書メモや映画メモ、アイデアノート全部として使うことになる。
ブログを書く
上のノートに書いたことを清書したものをここにまとめる。
最初は人に見えないところから書くことを始める…みたいなステップも書いてあったが、どうせ続かないのでやめた。
そこが知りたかったのに
私の場合は1年以上かけて、企画のネタ、企画につながりそうな情報、ニュースなどを、日々蓄積しています。
普段から、インプットとアウトプットを繰り返しながら、「ネタ/アイデア」を収集していれば、必ずいい企画書が書けるはずです。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』より引用
仕事柄一番知りたいのはここの具体的な方法だったが、全く書かれていなかった。ほかの著書を読めってことになりそうだが、また同じようなこと書いてあるなと思いそうだし、もう樺沢理論はおなかいっぱいである。